動画の解説はコチラ


ポジションを保有してるとき、ずっと値動きを追っていると
『ダメっぽいな・・・』
と感じることってないですか?

こういう悪い予感ってなぜかよく当たって、設定しているロスカットにかかってしまう。

過去に何度もこういう経験をして偶然じゃなくて必然なのかも?
と考えたのが違和感を意識的に考えるようになったきっかけです。

5

今回のお話は青丸の箇所。
赤いラインの波を環境認識として意識します。
高値を抜けた後のプルバックからの反転局面という認識です。

6

赤いラインがラス押し安値。
ここを割れば多くのトレーダーの目線が変わる最後の砦です。
注目は右端の赤枠の箇所。
騙しっぽい高値をつけてからネックラインを割って下落した後の持合い局面。
短期足で見れば売りが優勢ですが、このチャートで見ればまだどこかで押し目買いが入りそうな感じ。
直下に緑のサポートもあったりして、赤枠内はそういった狙いのロングが入りやすい箇所になります。

チャートというのは動き出すまでに2度3度と高値や安値を試す動きをします。
ここも割れた上にあるネックラインを試す動きがあるのが自然な形なのですが、重ねてる4時間足を見ると全部すぐに潰されているのがわかるかと思います。
つまり短期足は上に試す動きをしようとするものの、4時間足はそれを否定している。
上位足はまだまだ高値を狙える上昇局面。ちょっとしたことでロング注文が入りやすい相場環境なことを考慮すれば、5分足や15分足レベルの高値試しくらいはあってもおかしくないのにそうならない。

こういった
『そうなるであろうはずのところで、そうならない動きをする』
と、違和感を感じるようになります。
セオリーというのは大事ですけど、セオリーが否定された時というのは大きな動きになることが多いです。

今回の結果はこうなります。
7


多くのトレーダーはセオリーというのを重視してると思います。
それはとても大事なことですが、セオリーというのは言い換えると多数派に属しているということ。
多くの局面で多数派は勝利しますが、たまにくる少数派の勝利は大きな相場変動を生みます。
なぜならそこには多数派のロスカット注文が入るからです。

トレードしているときに、
『はぁ??この形でなんで上がらないの!?』
と感情を乱す前に、その感覚をトレードに生かす方法を考えてみると面白いかもしれません。



クリックお願いします!