飛び乗るにしても、逆張るにしても支持線をブレイクした足というのはたくさんの人が注目する重要な足になります。
その重要な足を使った相場判断の一例を。

僕は大前提として、ブレイクした足で入ることはあまりありません。
それはロスカット幅が広くなりがちになるからです。
そして仮に伸びたとしても多くの場合はプルバックが起こるので、セカンドチャンスも十分狙えるからです。

11/29 ユロドル15分足
15分足



直近安値をブレイクしていますが、ブレイクした足の起点となる価格は赤丸になります。
ショートで入るならロスカットはこの上。
でもまだ入りません。
この時点ではロング、ショート共に1:1のイーブンくらいで見ています。

ショートでもし入るなら起点を超える事なく包み足のような動きが出ればショートしていたかなと思いますが、今回は一本前の足すら安値をつけることなくそのまま起点を超えていきました。
こうなると僕的には完全にロング目線です。
今回はちょうどこの価格がキリ番だった&まったく持合いを作ることなく伸びたのでロットは小さかったですが、底値を試してからの反転ということで戻り高値をブレイクする期待が持てました。

ラス押し安値や戻り高値を試す動きって一度で綺麗に抜けることを想定していると反撃を受けやすいかなと思っています。
じゃあ逆張りすればってなるかもですが、抜けて行った場合は加速するし、ロスカットをする明確な価格が曖昧になってしまい大きなロスを生む原因になります。

なので、一度で綺麗には抜けない事を前提として相場を見て、ストーリーに沿った動きになった場合にしっかり値動きを見て判断する。
仮にそのまま行ってしまった場合は素直に諦める。

ある程度割り切りも大事です。


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